教育支援を目的とし、地元学校にブックバッグ図書館を寄贈

曽グループは、ブリング・ミー・ブック・香港と共同で、香港の地域コミュニティの教育発展を支援するため、サレジアン・イップホン・ミレニアム小学校にブックバッグ図書館を寄贈致しました。

贈呈式は本年9月末に同校で行われ、サレジアン・イップホン・ミレニアム小学校、チン・シウ・ホイ監督及びウォン・ワイキン・ユージン校長、ブリング・ミー・ブック・香港、リディア・リーエクゼクティブディレクター、曽グループ、アップル・ローCOOが主賓を務めました。セレモニー後、読書の喜びと洞察を分かち合うために、曽グループとブリング・ミー・ブック・香港のボランティアらによって、在学生たちに絵本の読み聞かせが行われました。

ブックバッグ図書館は、設置や維持が簡単な貸し出し型の図書館です。当プログラムを通じて、生徒とその家族へ、幅広く厳選された最高品質な児童書に、身近に触れる機会を提供することで、読書能力と言語習得の向上を目指しています。

図書館は5段の棚で構成され、220冊の中国語及び英語の本が収納されています。また、生徒が本を持ち帰り、家族と共有できるようにキャンバスバッグが提供されています。この図書館は、生徒とその家族にとって、家族の価値観の強化、家族の識字率の向上、生徒の就学準備の促進に役立つと期待されています。

サレジアン・イップホン・ミレニアム小学校の校長であるウォン・ワイキン・ユージン氏は次のように述べています。「曽グループとブリング・ミー・ブック・香港のスポンサーシップに心から感謝致します。私たちは、保護者と生徒が『ブックバッグ図書館プロジェクト』の様々な活動に積極的に参加できるよう促し、読書資源を有効に活用し、生徒が健康で幸せに成長するのを見守りたいと思います。」

ブリング・ミー・ブック・香港のエクゼクティブディレクターであるリディア・リー氏は次のように述べています。「思いやりのある企業として認知されている曽グループのような素晴らしい慈善活動パートナーの支援なくしては、このような活動は成り立たちません。私たちは、このような情熱溢れる企業と共に活動できることを嬉しく思い、この図書館が、サレジアン・イップホン・ミレニアム小学校の生徒たちの読書への愛情を育み、家族の絆を深め、それが生涯続くものとなることを願っています。」

曽グループの会長であるパトリック・ツァンは次のように述べています。「曽グループの先祖代々の家長たちは、良い教育は、より良い未来のための礎であるという信念を、私たちに継承しました。私たちは、未来のリーダーたちがその潜在能力を最大限に発揮できるよう、早期教育支援に注力しています。」

ブリング・ミー・ブック香港について

2006年にチェン・イェトセン財団のジェームズ・チェン氏と及びスー・チェン氏によって設立されたブリング・ミー・ブック・香港は、すべての子どもに読み聞かせを行い、家族やコミュニティの絆を深め、学ぶことに対する情熱を育む香港をビジョンに掲げ、家庭における識字教育の推進役を担っています。

設立以来、ブリング・ミー・ブックは502の図書館を設置し、図書館プログラムを通じて180,000人の子どもたちを支援し、受賞歴のある「ファースト・ティーチャーズ・トレーニング」プログラムを通じて30,000人以上の親へのトレーニング実績を持ちます。

曽グループについて

曽グループは、東洋と西洋の架け橋を目指すイノベーションに軸を置いたグローバルファミリーオフィスです。私共の使命は、香港、アジア、そして世界へと前向きな影響力を発揮し、ポジティブなインパクトを与えられる価値を生み出せる世界中のプロジェクトに投資することです。

香港に本社を構え、多岐に渡り世界各地で直接投資を行っています。革新性、持続可能性、連帯感という私たちの価値観を反映したインパクト投資案件を探すと同時に、私共の投資戦略は、業界や地域に捉われない優良なプロジェクトに注力することです。

フィンテックからエンターテインメント、宇宙旅行といった最先端分野である世界的イノベーション及び開発の調査、分析、支援をしています。